こんにちは、枢木スザクです。

今日はルルーシュに呼ばれて、ルルーシュの実家に来ています。

なんでも父親に会わせたいとか…

ちょっと待てよ……

父親ってもしかしなくてもブリタリア皇帝!?

僕あの顔を生で、しかも間近で見る勇気は無いです!

ルルーシュに案内され、待っている部屋の室温は異常に寒く感じるのはこれから始まる事に対する暗示か…?

重々しい扉が開く音がし、ルルーシュとブリタリア皇帝が姿を見せる。

あの髪かつらなんだよな…

鬘にしても有り得ないよ、あれは…

笑いたい気持ちを抑えブリタリア皇帝を見る。

だ、駄目だ!

でも笑ってはいけないのでうつ向いて笑いを堪える。

こんなに苦痛を体感したのは始めてだ。

「おい」

威圧感のある声に呼ばれ、一気に緊張が走る。

な、何を言われるんだろう。

てかコレって公式?非公式?

閲見になるのか?

息子(ルルーシュ)との交際は認めんとか言われちゃうの?

が、しかし、言い放たれた言葉は想像とはかなり違ったものだった。

「ベリーメロンは好きか…」

「は!?」

いきなりメロン!?と思ったが、ブリタリア皇帝は何故かメロンについて熱く語っている。

歌まであるんですか!?

ルルーシュは皇帝を気にも止めずに優雅にお茶を飲んでるし…

はぁ……

うちの父親もだったけど、国の頂点に立つ人程分からない者は無いようです…

=終=



**あとがき**
済みません!!
ベリーメロンです(笑)

スザクの親がどうとか捏造ですが、まぁ許して下さい(苦笑)